関東・信越エリア

株式会社リコー

メーカー

受動喫煙対策で、
すべての社員が働きやすい環境を実現!

リコーでは、どのような取り組みをされましたか?

世界約200の国と地域で事業を展開するリコーグループでは、「健康宣言」を行い、会社全体での健康の維持・増進に取り組んでいます。

当社では、以前より、特定の日に喫煙を控える「スワンデー」の設定や、屋内禁煙の実施など、グループ各社において受動喫煙対策を行っていました。
しかし、社員の健康維持を重視する当時の社長の意向があり、グループとして統一的な取組を行うことにしました。具体的には2014年にグループ全体として受動喫煙対策の方針を固め、周知を行なった上で、2015年1月5日より、社内及び就業時間内の全面禁煙に踏み切りました。

社員の方々の反応はいかがでしたか?

社員食堂に掲出された「禁煙チャレンジ」のお知らせ。グループ全体で受動喫煙対策に取り組んでいます。

社内通達をはじめ、社内のポータルサイトなどを通して広報活動を行っていましたので、社員にはスムーズに受け容れてもらえたという印象です。また喫煙している社員に対しても、一方的に禁煙を強制するのではなく、会社の支援のもと「卒煙」してもらうための「禁煙チャレンジ」活動も展開しました。
健康保険組合の協力のもと、産業医や保健師との面談を実施し、一人ではなかなか難しい禁煙をサポートする体制を整え、禁煙外来を受診する方にはその費用を補助する制度も準備しました。その効果が徐々にあらわれ、2019年度比でグループ全体での喫煙者が2.6%減という結果につながっています。

取り組みによってどのような変化がありましたか?

社員の健康が会社発展と一人ひとりの幸せの基盤であるという考えのもと、受動喫煙対策をはじめ、従業員の職場環境の整備に努めています。
※画像はイメージです

受動喫煙対策の取組後、社員からは、「妊娠中でも安心して働ける」などの声がありました。
当社では受動喫煙対策をはじめとした社員の健康増進に関する取組や、勤務時間や勤務スタイルの多様化、すべての社員が多様な個性を活かして活躍できる組織づくりなど、およそ3万8千人の社員全員がいきいきと働くことのできる職場づくりを推進しています。
これからも受動喫煙対策を継続していくことはもちろん、よりよい職場環境の整備に努めていきたいと考えています。

株式会社リコー
東京都大田区中馬込1-3-6
設立:1936年2月6日
https://jp.ricoh.com/

令和2年度掲載

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